反逆軍

魔王ヴァイトのやり方が気に食わなかった元魔王軍の魔物や人間界に居場所を失くした人間達が集まり構成されている。寄せ集めの軍だけあって、規律は悪い。だが、数年前にとある魔物と人間のハーフの男現れ、反逆軍を統一、以後その男が反逆軍を取り仕切っている。
階級は幹部制を採用しており、トップに立つ男はボスと呼ばれ、その下に五大幹部と呼ばれる反逆軍の主要人物がいる。現時点で目立った動きは無いようだが、詳細は不明。


反逆軍の人々

スー

あいろに 年齢不詳 女性 魚人(ミツマタヤリウオ)
概要 全体的に怪しげな格好をしている。目元は布で覆われていて、その隙間から見える限り目は縫い付けられている。長い金髪は腰まで届き、触角のように伸びた髪の中程には眼球のようなもの。視覚は何処なのかよく分からない。にやりと上がる口角の奥にはギザ歯が覗き、肋には鰓。細長く平たい尾鰭を持つ。何処出身なのか、どうして此処に居るのか、詳細は不明な事ばかりで、性格すらはっきりしない不思議な娘。ただ簡単に言ってしまえば幼稚。それ故に卑劣で冷酷、無慈悲な言動も多く見られる。更に風格が不気味な分も加わり近寄り難い印象。割と誰にでも好意的に関わろうするが、人情や命の重みというものを知らない様子。
能力 己の得物は細かな刃の付いたワイヤーとダガーを得物として使う。ワイヤーは両手に四本ずつ嵌めたリングに内蔵されていて、自在に伸縮可能。ダガーは極一般的なもの。

ゼーレ・G・イルレム

バヤルん 年齢不詳 男性 半鬼人
概要 人と鬼のハーフ。
勉強も出来、人も良かったのだが、ある日何か問題があったらしく、その時から反逆軍に居る。
命令などはあまり聞かず、人間軍や魔王軍に引き込む事も出来そうだが....。
能力 不明

フィリア(Philia)

りるれふ 18歳 女性 人間
概要 男性のように髪の毛を短く切っている女性。そのため、一見男性に見える。
北部の富豪に生まれたが、其のある種「不自由」な生活に呆れ逃亡。行く場所も無く流れ着いた先が反乱軍である。
本人は其の過去を隠しており、「あの時を思い出したくない」と自身がその時女であることすら否定した。そして最初に記述した通り、男性に見えるように髪を短く切っているのである。後名前は本名ではない。
自身がその富豪家の末っ子であり、除け者として虐待されていたり。その時に受けた傷がまだ癒えず、顔には包帯などを巻いている。
職業である「交渉人」は良く知る仲介業者ではなく、自身が取引相手の人間の望むものを基本的にこなす代わりに、其れ相応の何かを貰う所謂「何でも屋」というものである。
魔術師だが、特殊な魔法である『生贄の取引』以外はそこまで得意ではない。初心者。
反乱軍としての活動は今はそこまで無いけど、これから取引関連で役立つ予定。予定。
反乱軍の人間には心を開いているが、謎は多い。運動神経は悪い方だが、忍び歩きと隠れることと反射神経には自身がある(自談)。
「フィリア」の由来は、意味の通りの何かをいろいろあります。
能力 『生贄の取引』という魔法を使う。フィリアが『○○or△△』や『俺は○○するから、お前は△△』みたいなことを言ったときに発動するものであり、相手に回答を求め、相手が回答するとそれ通りに動いたりなったりする。
基本的には『○○or△△』の方。そして、前提条件として『□□は ○○or△△』みたいな感じで作ることもできる。同じ程度の条件が必要で、『重傷or擦り傷』とかは出来ない。○○の部分に『相手が死ぬ』と書いた場合、△△の方には『フィリア自身が死ぬ』とか書かないといけないとかなんとか。
質問回答期限は無期限。…厳密には、フィリアが命を落とし魔法の効力が消えるまで。「無回答」は無いが「答えない」ことは出来る。回答しなければ何も起こらないので、回答しないのも一つの手。質問の重複は2つまで。
また、出し入れが自由なダガーを護身用に2丁所持している。

ブラッド(カイ・マルザハール)

Rubidium 年齢不詳 男性 人間?
概要 ブラッドの種族はかつて自身の肉体を滅ぼされ、魂を宿す宝玉を色々な物に封印された。ブラッドはその中で大鎌に封印されたものだった。
永い微睡みの中で身体の拘束が緩んだのに気づいた所で自らの意志を周りに飛ばす。そして哀れな「素体」が誘われるまで待ち続け、遂に手に入れたのは少し正義感が強かっただけの少年カイであった。
少年カイがその封印に包まれた大鎌を手に取ると封印の媒体となっている紙がボロボロと崩れ、大鎌の柄に直に触ってしまった。
それがカイの過酷な運命の始まりだったのだろう。
彼は大鎌に宿っていた意志に身体を奪われてしまったのだ。封印され、ブラッドの力が弱っているためかただの少年であるカイでも身体の主導権を一時的に奪い返すこともできる。
大鎌自体はカイの身体の中に収納されており、ブラッドが戦闘をする時に取り出す。その戦い方は荒々しく残酷なもので、大きな痛みを与え、死ににくい傷つけ方をする。カイ自身は父親のエヴァンに剣を習っている為一般の少年のよりかは戦闘能力はある方。
能力 「血の奴隷」
ブラッドがカイの肉体の主導権を握っている時に使用可能。
いくらカイの身体が傷つこうがブラッドは痛みを感じず、体内にいるカイがその痛みを全て受ける。だがブラッドがカイの身体の主導権を握り続ける限りカイの肉体がいくら傷つこうがじわじわ再生し続ける。

ラット

翠色醤油 23歳 男性 異形人間
概要 名前の意味はドブネズミから。
生まれたばかりに捨てられ、奴隷商人に拾われ、人間の豪遊者にサンドバッグとして飼われた後、その豪邸を襲った魔族に拾われ、囮や暗殺部隊として扱われた後、またもや人間軍に捉えられ、牢屋に入れられる。と言ったなんとも不幸の経歴詰め合わせセットお買い得みたいな男。死刑の直前に反逆軍の者と知り合い、結託してなんとか脱獄した後、当然のように反逆軍の仲間入りを果たしている。魔族も人間も何もかもが嫌い、仲間ですら全員死ねばいいと思うし、突飛な事で世界滅びねぇかなぁって思ってる。けれど、反逆軍の知り合いから勧めてもらった怪しいカルト宗教だけにはドハマり込んで居て、自分の恐怖を喰らってくれる魔法(呪い)を施してくれたことを心から感謝している。神の名前はサクリファイス、宗教の名前はクラウン教、らしい。魔術師が勝手に作った少数派宗教であり、実際に神の加護は……──無い。いつも腰付き鞄に毒薬やナイフを常備しており、武器はボウガン。近距離戦闘は怖いので嫌だ。他者の不幸を見るのが大好きで、しかも儲けるしラッキー、ということで、暗殺や復讐を代わりに担う不幸屋を裏で営んでいる。
心底では自殺願望があるが、絶対に其れを認めたがらず、自分の本心から目を背け続けている。

恐怖症表:↓
(低←)対人/良い知らせ/文字/暗闇/閉所/美人/不潔/睡眠(→高)
※高いほど魔法の段階が上がりやすくなる。後述。
能力 恐怖喰らいの魔人、という常時発動の魔法を使う。もはや呪いの様な物である。魔術段階は五段階。
段階が増えるごとに、?恐怖?が?性癖?に変わっていき、身体に口が増えていく。身体能力も上がると信じられているが、実際は本人の戦い方が無鉄砲になっているだけである。そのほかとしては
一段階目で目、髪の色の変化。三段階目で無痛症になり、四段階目でネガティブな感情が無くなる、最終段階で殆ど薬物中毒者の様な狂い様になる。
段階の上がる条件は恐怖を味わう事。怖がれば怖がるほど強くなる…否。怖がれば怖がるほど頭が可笑しくなってゆく。そして、恐怖段階が五段階を超えれば、完全に心が折れ、異形状態が無くなり、精神的負傷で動けなくなってしまうだろう。

リレナ

お水 20歳 女性 人間
概要 白銀色の髪の毛を後ろで結って束ね、白銀色の軽い鎧を左手、左脚に着け、白銀色のドレスを纏うワンポイントに青い瞳の女性。
両親を魔王軍に殺され、自分と同じ辛さを味わう事の無いように、と反逆軍に入る。
母親が魔力を帯びた占い師であった故に生まれつき魔力に並の人間より長けており、身体能力強化の魔術に防御魔術を扱う事が出来、援護に長けている。
武器は長槍であり、肉弾戦の戦闘においても並の戦士以上の動きは心得ている、と英雄程ではないが優秀な有志。
困っている者は例え敵でも手を差し伸べたり、人の不幸に情を移したりと、お人好しな性格。
ポジティブで何事にも前向き、人にずかずかと踏み込んでいくタイプでデリカシーが無いと思われる所もあるが、根はしっかりしており譲ぬ所は断として譲らない頑固な面も持ち合わせている。
能力 生まれつき魔力に並の人間より長けており、身体能力強化の魔術に防御魔術を扱う事が出来、援護に長けている。武器は長槍、肉弾戦の戦闘においても並の戦士以上の動きは心得ている。
肉弾戦、魔法戦共に優秀な有志。

  • 最終更新:2018-01-04 17:30:39

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